人間ドックに設定される価格はそれぞれの病院によって異なります。基本的な検査だけを行うプランの相場としても最安値から最高値まで1万円ほどの開きがありますから、病院をしっかり選べば格安で人間ドックを受けることも不可能ではありません。しかしそうした中で気になってくるポイントとなるのが、果たして安い人間ドックを利用しても問題は無いのかということです。検査を受けてもそれがいい加減だったり、本来であれば発見できていたはずのリスクを見落とされてしまったのでは意味がありません。
では安い人間ドックを選んでも大丈夫なのかというと、この安さという部分は主に二つのパターンに分かれます。まずその安さの理由が病院の立地にある場合です。例えば都心部の一等地にある病院と、いわゆる田舎にある病院では維持をしていくための費用が異なります。特に土地代などに関しては非常に大きな差が生まれますから、維持費が高い病院ほど、自由診療の検査に関しては高い料金設定をすることとなります。
しかし設置している機材が同等レベルであり、そして担当する医師のレベルも同等レベルであるなら検査における信頼は変わりません。つまり、安さが立地の不便さなどに起因しているのであれば、それは安くともしっかりした検査を期待できるでしょう。もう一つのパターンとなるのが、検査内容が少ないパターンです。検査項目が少ないということは使用する機材が少なくて済む、必要なスタッフが少なくて済むということですから、それであれば価格はかなり抑えられることでしょう。
ただしかし、この場合だと患者が必要な検査をオプションとして足していくと、結局は高くつくことがほとんどです。そのため、最終的な価格を見ると高いと思って受けなかった病院の方が安かったという結果にもなりかねません。検査項目が少ないから安いというのであれば、その検査を受けることは避けた方が良いでしょう。大手町の内科のことならこちら