男女(40歳~)が受けるがん検診は、肺がん胃がん大腸がんで女性はこれに子宮がんと乳がんが追加されます。がん検診は病気になる前に受けるものなので保険が適用されません。検査機器が高額な為に全て実費負担になります。だいたいの費用は「総合検診」男性99.750円女性136.500円「総合検診+PET/CT検査」男性190.000円女性226.000円単独検診では「肺がん」男女34.700円「大腸がん」男女31.600円「消化管がん」男女51.500円「上部消化管がん内視鏡」男女33.500円「女性がん(子宮がん)」女性68.000円「乳がん」女性20.000円です。
病院や施設によって費用は異なりますが、全身を検診するとなると20万円程必要になります。単独検診になればある程度低い料金で受ける事は出来ます。また、一定年齢の人には地域検診の無料クーポン券も送付される所もありますので、うまく活用して少しでも費用を抑えるという事も出来ます。ほとんどの市町村の病院でがん検診が行われています。
家計に負担がかかるから受けないのではなく、発見が遅ければそれだけ費用もかかってしまいます。がん治療も必要ですが他に悪いところは無いか、転移してはいないかを調べることもがん発見に繋がります。PET-CT検査では各種がんや脳梗塞などが調べられます。平成22年4月より、健康保険を適用できる範囲が広がり受けやすくなってきました。
PET検査は通常の健康診断では発見しづらい小さながん細胞も早期発見に役立ちますが、すべてのがんを発見できると言うものではありません。PET検査で発見しにくいがんはCTやMRIなどを組み合わせてより発見しいやすくなるともされています。