人間ドックを受けることによって見つけられる病気はたくさんあり、がんや生活習慣病のリスクを未然に防ぐことに役立ちます。日本人の3大死因と言われるものには、がんや心臓疾患、脳血管疾患がありますが、人間ドックの受診はこれら3つの病気の早期発見に役立たせることができます。人間ドックを受診することによって、早期に異常が発見しやすい病気には様々なものがあります。生活習慣病のひとつとして高血圧症があり、血圧が正常な数値を超えている高い状態で維持されている症状になります。
血液中に含まれている脂質の数値が高くなる症状のものが高脂血症で、血糖値が高くなることによってリスクが増してしまうものに糖尿病があります。これらの生活習慣が大きく関係している病気を人間ドックによって早期に発見することが可能で、食生活や生活習慣の改善方法について担当の医師や看護師、管理栄養士などから指導を受けることもできます。人間ドックを受診することで発見できる確率が高いものとしては、がんがあります。特にオプションとして様々ながん検診が受けられるようになっていますし、PET検査などを利用すると高精度の確率で小さながんであっても発見が可能となります。
そのほか肝炎や不整脈など、様々な生活習慣が原因と考えられている病気を中心に発見することができるので、健康状態を把握しておく方法として最適です。健康的な体の状態を維持するためには、定期的に検査を受けることが重要であると考えられますので、1年から2年に1回ほどの頻度で受診することが推奨されています。
